なつぞら21話のあらすじ
第4週−3「なつよ、女優になれ」
あらすじ
十勝農業高校演劇部の芝居の稽古が始まった。その初日、なつ(広瀬すず)と雪次郎(山田裕貴)は、天陽(吉沢亮)を学校に招き、演劇部顧問の倉田先生(柄本佑)に紹介する。そこで倉田は、天陽にある重要なお願いごとをする。放課後、倉田が書いたセリフをもとに、自分なりに演じてみるなつ。そんななつに、倉田は何度もやり直しを求める。だめ出しが続き、わけが分からなくなったなつは…。
あらすじ(以下ネタバレ注意)
自分のために演技をすると決めたなつ(広瀬すず)、いよいよ芝居の稽古が始まった。
天陽(吉沢亮)も一緒だ。
倉田先生(柄本佑)は天陽に「背景の絵は好きなように描いてくれ、君の絵には十勝の土地に生きる人達の魂が描かれていた」と指示した。
よく分からないといった風に倉田先生を見つめた。
練習の休憩中、なつは天陽に白蛇伝説のイメージを絵にしたものを見せた。
〜白蛇伝説あらすじ〜
遠い昔の北の国。
勇敢な村人ポポロが山道を歩いていると、子どもたちが白い蛇を獲って食べようとしていました。
ポポロは蛇を逃してやりました。
すると、川から一匹の魚が…オショロコマという珍しく美味しい魚でした。
ポポロは白蛇を神様の使いだと思いました。
それからしばらくして、ポポロの村で不思議な病気が流行りました。
原因不明で死を待つしかない病です。
やがて村長が病気を治す方法を見つけました。
それは、サケの皮を焼いて煎じて飲ませることでした。
サケのいる川下の村とは仲が悪かった川上の村ですが、仕方なくその村の村長と話し合うことにしました。
戻ってきた村長は村人たちに、「わしの娘ペチカを川下の村へ嫁がせればサケを分けてくれるそうだ…」と告げました。
〜つづく〜
走り込みや発声練習を終え、やっと始まった実践練習。
稽古がスムーズに進む中、なつが演技をし始めると鋭い視線が…倉田先生が「駄目だ」と怒鳴る。
そのあとも、何考えてるんだ、ちゃんとやれと何度も何度もダメ出しされるなつ。
訳が分からず、「わかりません、どしたらいいんですか」と聞いた。
すると、「どうすればいいのか俺にもわからん、お前が駄目なのは分かる。下手というのは何かをやろうとしてできないやつのこと。おまえは何もやろうとしていない、下手以下だ。」と全てを否定した。
何も答えられないでいるなつ。
帰宅し、元気なく二階に上がったなつを夕見子は追いかけて何かあったのか聞いた。
泣いて悔しかったと話した。
翌日もなつの演技に頭を抱える倉田先生。
お前の台詞には魂が見えてこないと否定されたなつは「…はい」と小さく返事をした。
その時、「魂なんてどこに見えるんですか」と天陽が言った。
その瞬間に教室中が静まり返った。
「魂なんて作れませんよ」と続ける天陽を倉田先生が睨む。
なつぞら21話の感想
演劇の壁
初めての芝居の稽古が始まるということで楽しみにしていたのですが、始まって早々「駄目だ!」の怒鳴り声。
その後も繰り返されるダメ出しに、そろそろもういいでしょうにと思ってしまいました。
初めてなのにみんなの前で怒鳴られるなんて泣いてしまってもおかしくないです。
でもなつは、先生にどうすればいいか分からないと聞いていました。なつは強いですねぇ。
その後、下手以下だ発言にはさすがのなつも凹んでいましたね。
夕見子がいつものツンデレを発揮しつつ励ましてくれたので一安心でした。
時々いいアドバイスをくれる夕見子、これからもなっちゃんをよろしくね。
静まり返る教室
なつの演技に「何を考えてる!もう一回、もう一回…」と繰り返しダメ出しをする倉田先生にただ立ち尽くすしかない部員たち。
そんな中、果敢にも倉田先生に意見を求める天陽によく言った!と心から思いました。
しかし、私なら静まり返る教室で先生から睨まれるなんて耐えられません。
このあとどうなってしまうのか、見たいような見たくないような…
とくかく、丸く収まりますように!
良子、門倉のことが気になる?!
「走るならシャキッと走れ」と言って先頭を走る門倉を見て「男らしい」とスピードを上げて走り出す良子。
男らしい人がいいと言って門倉を見つめるが、お前には聞いていないと言われてしまう。
共に裏方の二人は今後どんな関係になっていくのか。
恋する良子を見守っていきたいと思います。
(結末は41話で!)
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