なつぞら22話のあらすじ
第4週−4「なつよ、女優になれ」
あらすじ
倉田先生(柄本佑)が指示する言葉の意味がわからないなつ(広瀬すず)。演劇の稽古を見ていた天陽(吉沢亮)は倉田に疑問を投げかける。すると倉田は、思わぬこと天陽たちに打ち明けた。そのころ剛男(藤木直人)は、山田正治(戸次重幸)とタミ(小林綾子)に、今後は牛乳を農協が一括管理してメーカーに売りたいと説明。ところが山田は、泰樹(草刈正雄)がそのことに反対しているのではないかと剛男にこぼし…。
あらすじ(以下ネタバレ注意)
何度もダメ出しする倉田先生(柄本佑)に対して「魂なんて作れない」と天陽(吉沢亮)。
そのままのなつ(広瀬すず)でいては駄目なのか聞く天陽のことを「彼はよく分かっている」と倉田先生は言った。
それはこの物語読んだ一人ひとりの中にしか登場人物の気持ちや魂は存在しないということだという。
つまり、自分の気持ちと魂を使って演じるしかない。
口を出さないから自分たちで考えてみろと教室を出ていった。
その日、剛男(藤木直人)は低価格で取引される天陽の家の牛乳を心配して山田家を訪ねていた。
メーカーが提示する脂肪検査に農協は口を出せない現状を伝え、必ず泰樹を説得すると約束した。
その頃、なつの家には雪次郎(山田裕貴)が来ていた。
夕見子(福地桃子)や明美(平尾菜々香)一緒も加わり、演劇について話していた。
自分らしく演じるためには想像力しかい、要するに台本は環境、生きるのは自分自身ということで話はまとまった。
なつは富士子(松嶋菜々子)に演劇の他に十勝の良さを知ってもらえるような農業高校らしいことがしたいと相談した。
母さんやみんなに親切にしてもらっているから何か役に立ちたいという。
その言葉を聞いて寂しそうな富士子。
なつの話を受け富士子は、見に来た人たちに牛乳を使ったお菓子を振る舞えないかと雪次郎の家へ相談しに行った。
そのとき、富士子はタミ(小林綾子)に普通母親に親切にされているとは言わないと漏らした。
今でも壁を感じるがそれが私達親子、本当の母親にはなれないけれど精一杯応援する人になりたいと笑顔の富士子だった。
学校ではなつが初めて自分の感情を使って演じていた。
「私にとって村人は家族です血はつながっていなくても…私にとって大事な家族なんです。だから私が家族を守るんです。」
目には涙が浮かんでいた。
なつぞら22話の感想
演じること
倉田先生と天陽の対決が繰り広げられるのではないかとハラハラしていましたが、意外に先生は天陽と同じ考えだということで収まりましたね。
要は、台本に書かれている人物像を真似するのではなく、自分の気持ちや魂を表すこと。
前々回からなつは、自分の演劇をするということが大切だと気づき始めていました。
自分と向き合い、自分の気持ちを表現することができるのかこれからの成長が楽しみです。
山田家の苦悩
山田家は、郵便配達をする正治だけでは十勝での生活はぎりぎりで、本当なら東京へ帰らなければいけませんでした。
しかし、柴田家の泰樹が協力したおかげで痩せた土地を耕して農業を始め、十勝で生活することができるようになりました。
最近では、仔牛を農協から借りて牛飼いを始めてからは干し草を柴田家から分けてもらっています。
その正治が今回剛男が訪ねてきたときに「牛乳を農協が一括管理してメーカーに売りたいが、泰樹がそのことに反対しているのではないか」ということをこぼしていました。
これほどお世話になった泰樹のことを責めるようなことを言ってしまうのは、それほどまでに正治が追い詰められているのではないでしょうか。
早くこの問題が解決し、山田家やその他の酪農家たちの生活が安定してほしいと思いました。
本当は演劇に参加したい門倉努
不良グループの頭のような門倉努だが、意外に演劇に興味がある姿は本当に面白いです。
村長役の生徒に先生のように「貫禄が足りない、根性が足りない」と言ってしまいには村長役を取ってしまいました。
村長を演じる門倉は貫禄があって結構うまかったです。
良子がちょこちょこツッコんだりと、この二人の掛け合いが和みます。
果たして村長役は誰に!?今後の展開が楽しみです。
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