なつぞら24話のあらすじ
第4週−6「なつよ、女優になれ」
あらすじ
泰樹(草刈正雄)と天陽(吉沢亮)が会場に来ないまま、なつ(広瀬すず)たちの演劇の幕が上がる。これまでの練習の成果を発揮すべく、必死に演じるなつ。終盤を迎えたそのとき、泰樹と天陽が会場に現れた。なつの演じる姿を見ながら泰樹は、天陽の家であった出来事について思い出す。終演後、楽屋を訪れた天陽から、最初から見ていなかったことを知らされるなつ。そして、なつは泰樹に演劇の感想を尋ねると…。
あらすじ(以下ネタバレ注意)
なつぞら24話の感想
泰樹(草苅正雄)と天陽(吉沢亮)が到着しない中、始まった演劇…
〜白蛇物語〜
川下の村に村長の娘ペチカを嫁がせることに反対する勇者に村人たちは「お前には家族がいないからそんなことが言えるんだ」と抗議しました。
ペチカを犠牲にしてまで家族を助けたいのかと問う勇者に「自分のことだけを考えることはできない」とペチカ。
そもそも川下の村を敵と見なす考え方が間違っている、私が嫁げばその争いはなくなるだろうと言いました。
私にとって村人は、血が繋がっていなくても大切な家族ですと勇者に語りかけました。
・・・・・・・・・・・・ここで泰樹と天陽が到着する・・・・・・・・・・・・
「その家族がもし、争いごとに巻き込まれて命を落とすようなことになったら悲しみに耐えられないだから私が家族を守るんです。」というペチカに「本当の家族のいない俺はお前を失ったら生きていけない」と言いました。
村長に二人の関係聞かれたペチカは、結婚の約束をしましたと答えました。
その答えに絶望したポポロは迷い歩き、ペチカとそっくりの女性と出会いました。
それは、勇者が助けた白蛇でした。
一番望むことを叶えることができると言う白蛇にペチカを他の誰にも嫁がせないようにして欲しいと頼みました。
それから間もなくして、ペチカは謎の眠り病になってしまいました。
サケも手に入らなくなり、ペチカも村人たちも死を待つだけとなってしまったのでした。
ポポロは白蛇に村人みんなを助けてくれと言わなかったことを後悔しました。
そんなポポロの前に白蛇が現れ、「私は神の使いであるのにあなたに恋をし、ペチカを眠らせてしまいました。私を焼いてください。白蛇の皮を焼いて煎じて飲めば病気は治ります。川ではオショロコマがたくさん捕れるようになるので、それを分け合って川下の村人たちと仲良くしてください。そして平和に暮らしてください、どうかお幸せに。」と言った途端、白蛇の姿に変わるのでした。
〜おわり〜
演劇がすべて終わる前に会場を去った泰樹(草苅正雄)は一人、ベンチで何かを考えていた。
演じ終わったなつ(広瀬すず)は泰樹に感想を聞いた。
「天陽のところの牛乳、わしのとこより一升6円安かった。どう考えても納得できない。これからは農協に預けることにする。」と答えた。
そして「あの芝居をわしに見せたかったか、このわしが愚かだったか。」とつぶやいた。
なつは違うと言った。
続けて「じいちゃんが愚かなんてあるはずない。じいちゃんは私の誇りだもん、ずっとずっとじいちゃんみたいになりたくて生きてきたんだから。私は自分のためにやったの。途中からじいちゃんのことなんて考えてなかった、自分のことで夢中だった。」
ごめんなさいと謝り、じいちゃんが愚かなはずないと泰樹に抱きついた。
生まれて初めて物語を表現したなつは、人を思う気持ちを強くしたのであった。
次週、本当のお兄ちゃんを探しに東京へ…
じいちゃんは私の誇り
「このわしが愚かだったか」
この演劇を見て泰樹が傷つかないか一番心配していたなつにとって、胸を裂くほどの言葉だったでしょう。
でも、「じいちゃんは愚かじゃない」「じいちゃんは私の誇りだ」となつなりに一生懸命自分の思いをぶつけていました。
「ずっとずっとじいちゃんみたいになりたくて生きてきた」というなつの気持ちが泰樹にも伝わったようで本当にほっとしました。
次回は東京に本当のお兄ちゃんを探しに行くなつ。
これから酪農や泰樹から離れていってしまうのではと少し不安ですが、なつが何を選択していくのか見守っていきたいと思います。
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