この前の「俺の話は長い」、2話を見逃してしまった。
どんな内容だったのかな?
他の人の感想が知りたい!
あの俳優さんのあのシーンがもう一度見てみたい!!
そのような方々のお役に立てるような
情報をお伝えします!
「俺の話は長い」2話のあらすじ(ネタバレあり)
「俺の話は長い」2話のネタバレありのあらすじをまとめます。
▼前回までのネタバレ記事はこちら
事前にわかっている2話のあらすじは以下の通り。
第2話 其の三「焼きそばと海」
岸辺家と綾子(小池栄子)一家の同居が始まった。春海(清原果耶)が登校拒否をしていたのは、好きだった同級生の陸(水沢林太郎)が、親友と付き合いだしたのが理由だとわかる。第2話 其の四「コーヒーと台所」
満は寝る前の朝5時半に、起きてきた房枝(原田美枝子)に珈琲を入れるのを日課にしていた。その習慣に文句をつける綾子。以前珈琲の店の起業に失敗した時の道具が入った段ボールを満がまだ捨てずにいるのを目撃し…。参考:https://www.ntv.co.jp/orebana/
以下より、ネタバレありのあらすじになります!
其の三「焼きそばと海」
朝5時半。
今日も、満は房枝にコーヒーを淹れていた。
これは二人の日課で、満は5時半にコーヒーを入れてから寝る習慣となっていた。
房枝にとってこの時間はとても至福の時間となっていた。
この日、春海が学校を休んでいた理由を偶然聞いてしまう房枝。
それはどうも恋愛がらみの様子だった。春海が思いを寄せてた男の子が親友と付き合いはじめ、そのショックで休んでいたのだという。
春海が塾に行っている間に房枝は満や綾子たちにも打ち明け、「このことは春海には秘密にしておいて」とお願いした。
しかし翌朝、春海が再び「学校に行きたくない」と言いはじめたのだった。
説得をしても全く行こうとしないため、綾子はついつい昨夜房枝から聞いた理由のことに触れてしまった。
そして結局、綾子は満に春海を学校に行かせるように説得してくれとお願いし、もしも学校に行かせることができれば5千円の成功報酬をあげる、という約束をしたのだった。
しかし、満は春海を説得しに行くも、「お金に釣られて動いているだけ」と春海にすぐ勘付かれてしまう。結局、逆効果となってしまったのだった。
お昼、満は春海に焼きそばを作ってあげた。
満は春海が学校を休んでいた理由について触れ、「まだ引きずってるのか?」と尋ねた。
春海は「ううん、もう別に」と答えたが、今日の午後の授業に出るのが嫌で学校に行きたくなかったと知った満は、こう言葉を掛けた。
「どうしても行きたくない授業に出て初めて吹っ切れたと言えるんじゃないの?学校の奴らに引きずってないってこと証明できるんじゃないの?せっかく通いはじめたのに今日休んだら、”うわーまだ引きづってんだ”って思われるんだよ?明日からまた通い始めても哀れんだ目で見られるんだよ?俺だったらその視線に耐えらんないよ」
そう言われ、春海は少し心が動いたようで、学校に行く気になったのだった。
満に学校まで送ってもらう道中、春海は満にこう漏らした。
「わたしバカだよね、友達に全部教えちゃったんだよ。メガネ外したら結構かっこよくて、真面目そうに見えて実は変わってて、密かに優しくて。一番最初に気付いてたの私なのに」
友達に相談していた側だったのに、知らない間に持っていかれてしまったことを後悔する春海。
満「このまま海にでもいくかぁ」
春海「さっきお母さんに学校行くってメール返しちゃったし。」
満「そうか、それは残念」
春海「なんで昔の人は失恋すると海に行くの?」
満「行けばわかるよ」
春海「じゃあ今度連れて行ってよ」
満「いいよ、そのうちな」
そうして、学校に到着。
満が、5時間目の授業をこっそり覗くと、体育祭のフォークダンスの練習をしていた。
満は、春海はフォークダンスの練習が嫌だったことをその時知ったのだった。
その日の夜、綾子が帰宅すると、満が早速成功報酬の5千円を要求してきた。
しかし結局春海は5時間目からしか行かなかったことを受け、綾子は千円だけを渡してきた。満が「約束が違う」と言っても、綾子は素直に払おうとしない。
すると、満はまた屁理屈を並べ始める。
「春海は5時間目の授業に出席したくないがために、学校を休もうとしてたの。つまり今回のミッションにおいて一番重要なことは5時間目の授業に出席させることだから。」
そして、5時間目の授業がフォークダンスの練習だったことを話すと、
「好きな男に手を握られるだけで心を掻き毟られるような辛い時間なのに、男とその彼女が仲睦まじく踊る姿を間近で見るという地獄を春海は見事耐え抜いた。つまり、あの授業に出席させた働きは5千円の報酬に十分値するんだよ」
そして満はさらに続ける。
「車で学校に安全に送り届けた送迎代、栄養バランスを考えた昼ごはんを作る手間賃、そしてちゃんと授業に出席するか見届けていたら警備員に不審者扱いされて危うく警察を呼ばれそうになった精神的代償、これらを総合的に判断して・・・1万円で手を打とう」
そう言われ痺れを切らした綾子は、結局5千円を満に払った。
「さっきの千円返して」と綾子が言うが、満は返そうとしない。それどころか、
「駅まで代わりに迎えに行ってあげてもいいけど?仕事終わってやっと家に帰ったのに、また駅まで行くのはしんどいだろう。炊き立てのご飯と揚げたての唐揚げ食べながら、一刻も早くビール飲みたい日もあるでしょう?その時間がたった千円で買えると思ったら・・・安くない?」
そう持ちかけてきたのだった。
結局、綾子は満の誘惑に負けてビールを飲んでしまうのであった。
そのあと、一部始終を聞いていた光司は、満をベランダへ呼びこっそりとこう言った。
「いやぁ〜見事でした。あえて請求額を1万円と大きく出ることで5千円を払いやすくさせる巧みなはったり。そして先に受け取っている千円をお駄賃に変えてしまう缶ビールの誘惑と、甘い囁き・・・」
すると、満はこう言った。
「何より大きかったのが、駅までの送迎が千円という基準ができたことです」
光司「これからどんな頼まれごとをされても、その基準を物差しに報酬額の交渉ができる・・・!」
光司は満をもはや尊敬の眼差しで見ていた。
そして、「今後も勉強させていただきます…!!」と、満に頭を下げる光司なのであった。
そして、駅へ春海を迎えに行った満。
帰り道、2人は海へ寄った。
満「なんとなくわかった?人は失恋したらどうして海に来たがるのか」
春海「・・・なんとなくね。失恋して海を眺めてる自分は悪くないかも。落ち込んでる自分に酔いしれるって感じ」
満「すっげーナルシスト。気持ち悪りぃよ」
すると、春海はしばらく黙り、涙ぐんでいた。
春海「やっぱ先に動かないとダメなんだね。こんなに後悔すると思わなかった。どうして人生の大事なことに限って誰も教えてくれないんだろう」
満「たまに教えてくれる人もいるんだけど、聞いてる時はそんな大事なことって気づかないもんでさ。大抵のことは傷ついて覚えるしかないんだよ」
春海「そんなの辛すぎる」
満「若いうちだけだよ」
春海「だといいんだけど・・・。ありがとね。焼きそば作ってくれて。悪くなかったよ。」
素直に「美味しい」と言わない春海に、満はこう言った。
満「人生の大事なこと教えてやるよ。ちゃんと素直に美味しいって言える子の方がモテるぞ」
春海「そういう時はちゃんと言えるし」
満「ほんとかよ」
すると、涙ぐんでいた春海の表情に笑顔が戻ったのであった。
其の四「コーヒーと台所」
この日も朝から房枝にコーヒーを淹れる満。
すると、そこへ綾子が起きてきた。満が本当に5時半にコーヒーを淹れているのか確かめにきたのだ。
そして、どうして毎朝房枝にコーヒーを淹れているのか綾子が問い詰めると、満はこう言った。
「親孝行しちゃいけないの?姉ちゃん、男の人にコーヒー淹れてもらったことないんでしょ、だからわかんないんだよ、毎朝おいしいコーヒーを淹れてもらうことがどれだけ幸せなことか経験がないから」
そう言われた綾子は「コーヒーを淹れてもらうことと、息子が定職に就くことどっちがお母さんにとって幸せかわかるでしょ?」そう反論したが、満は全く聞く耳を持たないのだった。
そこへ房枝が起きてくる。綾子は房枝にも確認すると、
「そりゃ、そろそろ定職に就いてくれたらって思うけど、お父さんが亡くなったばっかりの頃は、朝のこのコーヒーがずっと心の支えだった」
と答えた。
しかし、綾子は納得がいっていない様子だった。
「金じゃないと動かないあなたが、お母さんが頼んでもいないことやり続けている理由が知りたい。自分でもわかってるんでしょ?コーヒーが好きでコーヒー屋に未練があるんでしょう?」
そう核心を突くように言ってきた。実は綾子は、満が捨てたと言っていたコーヒーグッズをまだ捨てずに自分の部屋に保管しているのを見ていたのだ。
その話題をまた言われ、苛立つ満。
綾子は「コーヒー屋をやりたいのかやりたくないのかはっきりしないこのだらだらした状態状態をどうにかしろ」と言うが、満は半ば投げやり気味に、
「未練もないし毎日コーヒーを淹れたいなんて思ってない。コーヒーの道具だって今度のフリーマーケットで全部売り捌くつもりだったから」
そう言った。
「母さんが喜んでると思って親孝行のつもりでやってきたけど、そんなに目障りなんだったら今日でコーヒー淹れるのやめるわ。明日から作んないから安心して」
そう言うと2階の自分の部屋に戻ってしまうのだった。
房枝は、少し寂しげな表情で満の淹れたコーヒーを飲むのであった。
ポラリスの常連で、古本屋店主の牧本(西村まさ彦)は房枝にこう言った。
「ママはそろそろ生きがいを見つけるべきじゃないかな?将来的に二人で支え合えるパートナーっを探してみるとかね」
夫を亡くし独り身の房枝のことが気になっている牧本は、さらにこう続けた。
「今は満くんと二人で向き合いすぎていることがお互いにとって良くないって言うのかな・・・」
房枝はそう言われ、「やっぱりそうなのかしら」と思うのであった。
この日、一人の男子学生がポラリスに来店した。彼は春海が想いを寄せる高平陸(水沢林太郎)であった。
彼は春海に教えてもらったと言い、常連だけが知る”オムドライ”を注文した。
房枝が後から春海に説明すると、彼女がいるのに一体どう言うつもりなのか、ととても困惑した様子であった。
この日、Barクラッチへ飲みにきた満。少し遅れてやってきた光司はベースを担いでいた。
綾子には内緒で1本だけ友人の家に保管していたのだという。しかし、とうとう隠し場所がなくなったため、この店に置いておいて欲しいとお願いしにきたのであった。
というのも、今日知ったコーヒーの道具を簡単に捨てられない満の気持ちに共感したからだという。
「ずっと好きだった世界ってそう簡単に切れるもんじゃないしね」
光司がそう言うと、満は
「自分でもよくわかんないんですよね。またコーヒー屋やりたいとも正直思わないし、かと言って興味がないかと言われたら新商品の豆とか見てついつい買っちゃってる自分もいるし。」
そう口にした。それを聞いたバーテンダーの駒野は、
「それでいいんじゃないですかね。よくわからないと言う気持ちを無理やり切り離さずに、自然に切れて離れるまで時間かけて見てもいいんじゃないですかね」
駒野はまさに光司が言おうと思っていたことを言ってきた。
光司も満も、自分自身でもよくわからないがまだ諦め切れていない気持ちがあることには気づいていたのであった。
そして、翌朝。
光司が昨夜バーで満に「明日の朝もコーヒーを淹れた方がいい」と言ったと聞いていた房枝は、少し期待をして台所に入ったが、そこに満の姿はなかった。
そして、その日、満は諸角(浜谷健司(ハマカーン))に軽トラを借り、コーヒグッズを載せ中古品買取店へと向かう。
しかし査定金額は思ったより少なく、満は売るか売らないか悩む。
そして悩んだ挙句「売・・・ります!」と言ってしまうのであった。
続く。
「俺の話は長い」2話の感想とTwitterでの反応
「俺の話は長い」2話のみんなの反応はどうなんでしょうか?
気になりますよね!
皆さんのTwitterでの反応をご紹介していきます。
すごいなぁこの子、と改めて。
透明なゆりかごの時、なつぞらの時、俺の話は長い、全部違う女の子に見える。
なんなら、なつぞらの時なんか少女と母まで演じ分けたもんなぁ。
マヤか、たぶんマヤやな。#清原果耶— みお (@kuskus3488) October 19, 2019
テレビなしっ子の私もたまにTVerでドラマを観るのですが(前クールですきだったのは漫画を読んだことがあって気になってた「凪のお暇」←よかった☺️)、いまは「俺の話は長い」がすきです☕️😊
ひとって誰かと出会うことで変わっていくんだなぁ…🌱っていうのがストレートに伝わってきて、よいです…🌟 pic.twitter.com/9H9rjPQLVH
— k a o r i (@saida_kaori) October 20, 2019
其の四視聴終了
昔のホームドラマみたいで好きな温度感俺の話は長い
第2話 其の四「コーヒーと台所」#TVer #俺の話は長いhttps://t.co/k9kz4ZefGk— クオッカ👻とも (@quokkasun) October 19, 2019
「俺の話は長い」
息子のモーニングコーヒーがなくなって、やるせなさそうな母の沈黙がいいじゃないか。セリフの奔流がとてつもないだけに、浮かぬ顔の沈黙が溜まらなく効果的。
原田美枝子は流石だ。— アシッド (@Acid_66) October 19, 2019
俺の話は長い
ニートの話というから暗いかと思ったら長台詞がテンポよくぶつかり合うテンションの高いドラマやったね。しんみりする場面もそれなりにあるし伏線もいろいろ散りばめられてて先が楽しみ。何より清原果耶ちゃんがすごい。いい役#ドラマ #俺の話は長い #今夜2話目https://t.co/Xod4r0GusU pic.twitter.com/4aDIBrXQ99— パヤシ (@payashi_rin) October 19, 2019
今回も相変わらず屁理屈を並べまくる満ではありましたが、春海とのシーンが印象的でした。
朝は言い合っていた2人だけど、焼きそばのシーンや、夜の海での会話。
難しい性格の春海から笑顔が出ると、なんだかホッとしてしまいます。
”人生の大事なことは傷ついてから知る”。
人生は失敗してみて初めて学ぶことだらけですもんね。
また、春海役の清原果耶さんの演技を評価する声も多く見られました。
朝ドラと言い、やはりこの子は末恐ろしい感出てます・・・!
▼以下の記事で清原果耶さんについてまとめていますので、合わせてご覧下さい。
また、息子がコーヒーを淹れてくれなくなった朝の、母の浮かない表情。
ここに複雑な思いが絡まっていて、なんだかしんみりとした気持ちになりました。
こんな雰囲気のホームドラマ最近はなかったですよね。
満は本当にコーヒグッズを売ってしまったのか?次回も気になります!
▼次週の予告動画はこちら
次回3話は10月26日(土)22:00〜放送です。お楽しみに!
下記の記事でParavi(パラビ)について詳しく解説しています。
以下の記事も合わせてご覧ください。